給湯器の取付作業、修理をするのに資格って必要?

 

すずき設備社長の鈴木だ。

給湯器の取り付けや修理に関する業務をしていると、DIYが趣味のユーザーから「こういう仕事をするのに必要な資格って何?」と聞かれることがある。

最近は副業の関心も高まっており、「本体だけ購入して、施工は自分でやりたい」という人も増えてきているし、職業訓練校などで配管の施工に関する知識を学んだあとで、各メーカーのメンテナンス業に就けないかどうかを検討している人も少なくないようだ。

以下では「給湯器の取付作業、修理をするのに資格って必要?」というテーマで話を進めていく。

 

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給湯器の取付作業、修理をするのに資格って必要?

修理をするのに資格は不要!ただしメーカーの認定証を要する

 

結論から言うと、給湯器の修理に関しては特別な資格は不要で、各給湯器メーカーからメンテナンス業に従事してもいいという許可を貰うだけだ。

もちろんメーカーから許可を貰うためには試験がある。筆者がメーカーに勤務していた時は、受験資格が「メーカーとメンテナンス契約を結んでいる会社で3ヶ月以上の実務経験を積んでいること」が条件になっていた。

つまり、給湯器を修理する会社に入社した後で試験を受け、然るべき資格を与えられるということになる。

 

この認定証は適時更新されていくが、会社を辞める際に返納が義務付けられているため、メンテナンス会社を退社した後は修理をする技術は残っていても、表立って修理業務は請け負えない。

ちなみに認定証を持たない人間が修理をすると、「部品を交換したら、その部品には1年間の保証が付く」などの、本来の保証が受けられないから注意が必要だ。

 

給湯器の取付作業には必要な資格がある

 

一方で、給湯器の施工には必要資格が存在する。

石油給湯器においてそのような資格が必要だったという認識はないが、ガス機器は石油給湯器に比べると施工不良が大事故に繋がるリスクが高いせいか、割とうるさい。

 

例えば「特定ガス消費機器設置工事監督者」は必須資格だ。

厳密に言えば「この資格を有する人間が監督していれば、作業する人間が無資格でも問題ない」というルールだったような気もするが、ガス機器を取り扱う仕事に従事している人はみんな持っている資格の1つと言っていいだろう。

 

あとは「ガス可とう管接続工事監督者」も、ほぼ必須資格と言っていい。

ガス機器の施工をするのであれば、可とう管と呼ばれる接続部材を使用する機会が多々あるからな。

 

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ガス給湯器をDIYでやるのはハードルが高い

 

ガス機器の設置に必要な資格自体は、一般的な資格試験のように勉強が必要というものではなく、お金を払って講習を受けるだけで手に入るものが多い(簡単な試験はあるが)。

ただし一定期間が経過した後の更新料なども必要になってくるし、一般の人が「自分の家の給湯器を自分で交換したいがために取得する」という目的から考えると、いささかハードルが高すぎる。

 

石油給湯器なら排気筒の施工にも資格が不要だったはず(記憶が曖昧で申し訳ないが、もし自分で挑戦しようと思っている人は、ちゃんと調べてから挑戦してみて欲しい)。

一方でガス給湯器の場合は、例え知識や技術に自信があっても、資格がないと施工はできないから注意して欲しい。

 

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最後に

給湯器の修理に資格は不要だが、メーカーから認定された人でなければ、原則として修理業務は請け負えない。

ガス給湯器の施工に資格は必要で、その資格の取得難度自体は低いが、それを仕事にしようという目的がなければ、取得するメリットは非常に少ないだろう。

ぜひ、参考にしてくれ。

給湯器の修理
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