最近の異常気象により床置きの給湯器や風呂釜が浸水している件

すずき設備社長の鈴木だ。

最近は異常気象なんかと言われていて、暑い日照りの火が続いたかと思ったら、洪水が起こるほどの雨が降ったりなど、散々な天候だ。

そんな中、俺が住んでいる地域でも大雨の被害があり、床下が浸水してしまった家屋も少なくない。

そんな中、床置きのボイラーが浸水したことによって故障してしまい、給湯器を買い替えたいというユーザーが多発した。

設備屋としては嬉しい悲鳴であったが、この中の半分近くが壁掛けの給湯器への移行を決断したため、ここで今一度「壁掛け給湯器のメリット」を踏まえて、壁掛け給湯器をおすすめしたいと思う。

壁掛け給湯器のメリット

給湯器の据え置きタイプ/壁掛けタイプのメリット・デメリット

ガス給湯器を使用しているユーザーなら大半が壁掛けじゃないかと思うが、石油給湯器の場合はまだまだ床置きタイプを使用しているユーザーも多い。

体感的には6:4か7:3くらいで壁掛けの方が多いんじゃないかと感じている。

以前にも書いたが、壁掛け給湯器のメリットは「音が小さい、スペースが有効活用できる」などであるが、ここに新たに「多少の浸水なら問題ない」というメリットを加えたい。

もちろんせいぜい身長くらいの高さに取り付けられていることが多いから、それ以上に浸水してしまった場合には意味をなさないと思うが、床にそのまま置いているタイプよりは確実に浸水の危機を脱することができるだろう。

床置きも壁掛けも金額は変わらない

床置きと壁掛けで金額は特に変わらない。修理金額の基準も同じだ。

ただし修理金額に関して言えば、床置きタイプの方が手間になる修理が多く、設置状況などによっては別途料金が発生するケースもあるし、修理業者が1人で対応できない場合もある。

特に床置きにこだわりがないという場合なら、俺なら壁掛けの給湯器をおすすめしたい。

金額差もないし、修理料金が高くなってしまう可能性が低いということを考えたら、壁掛けを選択する方が賢い選択と言えるのではないだろうか。

ただし貯湯タイプ(給湯器の中にお湯を貯め込んでおくタイプ)には壁掛けは無いし、床置きの屋内タイプのボイラーを使用していて排気筒の位置が低いという場合は、無理に壁掛けに変える必要はないだろう。

給湯器が浸水するとどうなるか

給湯器の最下部には風呂用の循環ポンプや感振装置などが付いている。

感心装置自体は高価な部品でもないし、簡単に交換可能だが、水没したことが原因で故障してしまうと、交換するまでお湯が一切使用できなくなる。

そして排気室なんかも低い位置に設置されているが、密閉されるような作りになっているため、よほどの水位がなければ浸水してしまうことは考えにくい。

しかし万が一、排気室が満たされた状態で給湯器を使用してしまうと不完全燃焼へと繋がってしまうため、ただちに使用を停止して修理依頼をして欲しい。

バランス釜(風呂釜)が浸水するとどうなるか

風呂釜の場合は、浸水のリスクが極めて高い浴室に設置されているため、浸水したからと言って莫大なダメージを負ってしまうということは考えにくい。

しかし、風呂釜には浸水した際の安全装置がついており、これが間違いなく作動するだろう。

そして手動で解除するまでは、一切動作しないようになっている。

一応、素人でも解除できるような簡単な仕組みではあるが、一応安全装置であるし、設置状況によってはガス配管を外さなくてはならない可能性もあるため、そのような場合はプロに依頼した方が無難だ。

バランス釜はちょっと水没しただけでも安全装置が作動するから気を付けろ

最後に

水害が多いとは言っても数年に1度であるが、それでも俺がこれまでの人生で体験した床下浸水は、ここ10年の間に集まっている気がする。

特にこだわりがあって床置きにしているというユーザー以外は、もし水害があった時に壁掛け給湯器なら助かるかもしれないから、次は壁掛けタイプに変更してみてはどうだろうか。

ぜひ、参考にしてくれ。

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