チラシを見て給湯器の交換を検討する際の注意点

 

すずき設備社長の鈴木だ。

最近は住宅設備業界もあまり景気の良い話を聞かず、設備屋の多くは様々な工夫をして他業者との差別化を図っている所も多い。

そのうちの1つが「出張料無料」だったり、もしくは「チラシの投函」だったりするのだが、チラシの効果は想像以上に大きいのが事実だ。

 

ユーザーの中には「給湯器が故障した場合や給湯器を買い替えた場合に、どこに連絡をすれば良いか分からない」という人も多いようで、そんな時にチラシが投函されると連絡してみたくなるのだろう。

以下では「チラシを見て給湯器の交換を検討する際の注意点」をまとめておく。

 

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チラシを見て給湯器の交換を検討する際の注意点

価格だけを見てはいけない

 

たまに入ってくるホームセンターのチラシなんかを見ていると、一部に何種類かの給湯器が掲載されていることがある。

この価格だけを見ると「給湯器って安いのかな?」と思ってしまいがちだが、チラシの内容によっては「安い給湯器本体だけを掲載している可能性」があることに注意してもらいたい。

 

さすがに中古を表立って販売しているケースはないだろうが、給湯器にも様々な種類があり、給湯機能のみの機種もあれば風呂機能を有する給湯器も存在する。燃焼能力も家庭用だけで2~3種類存在するのが現状だ。

同じ燃焼能力を持った機種であれば、お湯を出すだけの給湯器とお湯も出せるしお風呂も沸かせる給湯器を比べ、後者の方が安いケースなどまずない。

 

もし燃焼能力が低い給湯専用機をチラシに掲載すれば、本体価格は10万を切るケースばかりだろう。一見すると安く見えるが、実は「お風呂が沸かせない」とか「燃焼能力が低いタイプ」となるわけだ。

チラシには型番も掲載されているだろうが、多くの人は価格だけを見て判断しているのではないかと思う。そういう人は、少なくともメーカーの公式サイトで型番を見てみるとか、カタログを見てみるというのもアリだろう。

 

作業料は別途、現場状況を見てから

 

個人的にチラシを投函してくるような業者に給湯器の交換を依頼したことがないから分からないのだが、掲載されているのはあくまで本体価格だけであることが多いと思う。

酷いケースだと作業料を一律5万円で計上しておき「現場状況によっては作業料が高くなる可能性がある」と釘を刺しているケースも少なくない。これだとチラシの金額は安くても、実際はどれくらい費用が膨れ上がるか分からないだろう。

 

ネット通販において「商品は安いのに送料がべらぼうに高い」というケースを見たことがないだろうか?それと一緒で、本体価格を安いように見せかけ、その分を作業料に乗せてくるという可能性も否定できないのではないだろうか。

出張料、見積もりが無料の業者であれば頼んでみるのも間違いではないが、もしキャンセル料を取るという業者の場合は、目先の金額だけに飛びつくことがないよう注意してもらいたい。

 

チラシを頼る時は修理ではなく交換の場合

意外と知られていないのだが、給湯器の交換と修理は違う区分である。「交換できるなら修理も出来るのでは?」と思うかもしれないが、多くの業者は、給湯器の交換は出来るが修理は出来ない

つまり「修理できるかどうかを見てもらって、もし修理費用が高くなるようであれば買い替えを検討したい」という場合において、チラシの業者に確認するというのはあまり賢い方法とは言えない。

 

理由としては、業者によっては「修理できないとは言えない→強引に買い替えの話に持っていく」ということをやってくる可能性があるからだ。

修理を検討したいのであれば、最初からメーカーを呼ぶ方がいい。メーカーを呼んで機械を見てもらうと、どうしても出張診断料として5000円程度はかかってしまうが、それが嫌なら修理した場合うんぬんは諦めた方がいいだろう。

 

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給湯器が壊れた時、どこに連絡をすればいい?

上にも書いたように、給湯器が壊れて修理の方向から考えたい場合はメーカーサービスに、買い替えや交換前提で考えたい場合はメーカーサービスにこだわらなくてもいいという感じだ。

これについては別記事にまとめてあるから、そちらを参考にしてほしい。以下にリンクを貼っておく。

「給湯器の修理はどこに依頼すればいい?」の答え

 

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悪徳業者の詐欺にはくれぐれも注意

 

最近ニュースになっているのが「悪徳業者による詐欺」だ。

  • 「水のトラブルならここ!」というマグネット、広告を見て連絡した
  • インターネットで1番上に出てきた業者に依頼した

一般ユーザーが悪徳業者に遭遇するパターンは幾つか考えられるが、最も多いのが情弱狩りと呼ばれる「水道業者関連に知り合いがおらず、どうしていいか分からないユーザーを食い物にしている」というパターンである。

 

酷いケースだと「見積もり点検が無料だと言って見に来たのに、配管などを外しまくって『これを元に戻すにはお金が掛かる』と言って法外な料金を請求する」ということもあるらしい。

このような業者も全てが悪というわけではなく、中には純粋に他業者との差別化でサービスを行っている業者もあるから、頼ること自体は間違いではない。

ただし、このような詐欺事件も増えているようなので、依頼する際は「出張点検料無料についての言質を取っておく」くらいのことはしてもいいかもしれないな。

「出張点検料は無料だが、その見積もりに不服でキャンセルする場合はキャンセル料がかかる」ということを言う業者もいるらしいので、キャンセル料についても聞いておくのが吉だ。

 

こんな業者に注意!水のトラブルに関する注意喚起

 

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最後に

普通、不特定多数の家にチラシを撒くと「設備屋に勤めている人の家にも配るリスク」があるため、すべてをあけすけに公開するというケースは少ないんじゃないかと思う。

もしくは価格などが筒抜けになっても問題ないという場合だ。言い方は悪いが、詐欺師が人を騙すときに「全員を騙そうとは考えず、100人に1人の騙される素質のある人間だけ引っ掛ければいい」という感覚に近いのかもしれない。

もちろん悪徳業者なんてのは一部の話であって、企業努力の一環でそういうことをしているケースの方が断然と多いのは間違いないだろうから、こちらも上手く利用してやろう。ぜひ、参考にしてくれ。

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