給湯器が動かない時に考えられる原因と対策について

 

すずき設備社長の鈴木だ。

「給湯器が動かない」と言われると、想定される故障内容があまりにも幅広くなってしまうため、順序として「電源は入るのかどうか」や「蛇口を開ければ動作している気配はあるのかどうか」など、順を追って確認していく。

もちろんエラーの有無も重要だ。むしろ「電源が入っていないような感じで、まったく動かない」という場合の方が、診断は簡単だったりもする。

以下では「給湯器が動かない時に考えられる原因と対策」について説明しよう。

 

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まずは外観とエラーの有無を確認

外観のチェック

最初から電源が入らないという場合はこの限りではないが、基本的には「給湯器の外観チェックとエラーの有無」は確認してもらいたい。

修理依頼をするにしても「給湯器が動かない」と言われるのと「給湯器から大量の水漏れがある」と言われるのとで、修理に移行する段取りに差が出るし、水漏れを放っておいて水道料金がかさむのも嫌だろう。

あとは排気口が塞がれていないか、煙突が潰れていないかなどもチェックするといい。

 

エラーが出ている場合

 

まず「給湯器のリモコン(操作パネル)にエラーが表示されて動かない」という場合、それはエラーが出ているか動かないということで原因ははっきりしている。

あとはそのエラーが何なのか、場合によっては「燃料がきていないだけ」などユーザーの方で対処可能かもしれないから、取扱説明書を読んでもらいたい。

 

取扱説明書にはすべてのエラーが掲載されているわけではないが、ユーザーの方で対処できるものについてはチェックポイントを含めて掲載されているぞ。

取扱説明書に記載のないエラーが表示される場合は、早急に修理業者を手配することをおすすめしたい。

 

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電源が入るかどうか

 

電源がまったく入らない

  • 家のブレーカー、コンセントプラグの確認
  • 基板不具合、リモコン不具合の可能性

 

電源がまったく入らないという場合は、電装部の不具合の可能性大だ。もしくは「コンセントが差さっていない」などの初歩的なミスの可能性もある。

コンセントやブレーカー等、給湯器に通電していることが確実であれば、あとは修理業者に任せることをおすすめする。

 

電源が入ったり入らなかったり

  • 電装部不具合の可能性
  • リモコン線の腐食(屋外設置の給湯器に多い)

 

一方で「電源が入ったり入らなかったりする」とか「入れていたはずの電源が勝手に落ちている」という場合には、電造部のいずれかが故障する前兆の可能性が出てくる。

また、外設置の給湯器の場合はリモコン線の腐食が非常に多い。もちろん完全に腐食して断線してしまえば、完全に電源が入らなくなる。これは電気の知識があって腐食している部分を見つけられれば素人でも直せるはずだ。給湯器本体のリモコン端子台付近が怪しいぞ。

 

「給湯器の電源が勝手に落ちる」のは給湯器の故障ではないかも

給湯器の操作パネルが付かない、表示されない場合に考えられること

 

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電源は入るが、うんともすんとも言わない

  • 基板不具合、水量センサ不具合の可能性

 

給湯器のリモコンの電源が入り、蛇口を開けるも「給湯器がうんともすんとも動かない」という場合は、給湯器が蛇口を開けたことを認識できていない可能性が高い。

通常、各蛇口を開けることで給湯器から蛇口に至るまでの間に水流が発生し、それを検知したときに給湯器は動作するようになっているのだが、それを認識できていないという可能性だ。

 

基板からの指示が出ていないか、あるいは水量を検知するセンサが悪いのか。いずれにしても給湯器と接続されているお湯の蛇口をひねっても動作しないのであれば、センサの調整か交換になる可能性が高い。

ちなみに「蛇口を開けても水が出てこない」という場合であれば、断水か給湯器のフィルタ詰まりの可能性があるから、それぞれ確認してほしい。

※フィルタの掃除方法は取扱説明書に記載あり。

 

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点火しようとしている気配はあるが点火しない

  • 燃焼系部品の不具合の可能性
  • 燃料不足、給気不足

 

「リモコンの電源が入り、蛇口を開けると給湯器本体が動こうとしている雰囲気はあるが、火が付かない(あるいは火がついてもすぐに消えてしまう)」という場合は、エラーが出る前に蛇口を閉じたり、リモコンの電源を切ったりしてしまっていないかを確認して欲しい。

点火不良の場合、何度か点火動作に入ってそれでも点火できない時にエラーを出すように仕組みになっているのだが、機種によってはエラーが出るまで10回近くトライするものがある。

 

エラーを出す前に水が勿体ないと思って蛇口を閉めてしまい、結果「火が付かない、エラーも出ない」となっているケースは少なくない。

1分くらいお湯を出しっぱなしにしておけば、点火動作に失敗している場合ならエラーが出るはずだ。あとは表示されたエラーを取扱説明書にて確認するといいだろう。

主に燃焼系の部品が故障しているケースが多いが、特に石油給湯器の場合に「燃料不備」も少なくないぞ。

 

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最後に

「給湯器が動かない」と言って修理依頼するのは簡単だが、業者を呼んで「コンセントが差さってなかっただけ」とか「燃料がきてないだけ」というのは、悔しい思いをしてしまうのではないだろうか。

修理業者は呼んで点検してもらうだけで5000円前後の費用が掛かるから、事前に自分で確認できる部分は確認しておくといいぞ。ぜひ、参考にしてくれ。

 

「給湯器の修理はどこに依頼すればいい?」の答え

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