魚焼きグリルは水無しの方が便利!?水無しグリルのメリット&デメリット

 

すずき設備社長の鈴木だ。

ガスコンロを買う時、グリル部分に注目して「水あり、水無し」の部分に引っ掛かるユーザーは少なくない。

 

片面焼、両面焼きと言われると「何となく両面焼きの方が手間が少ないんじゃないの?」と思う一方で、水の有無に関しては理由から既によく分からないというユーザーも多いのではないだろうか。

以下では、ガスコンロを選ぶ時に参考にしたい「水無しグリルのメリット、デメリット」について解説していこうと思う。

 

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なぜグリルに水が必要なのか

火災のリスク回避

恐らく読者も「脂の乗った旬の魚がめちゃくちゃ美味しい」と感じているのではないだろうか。

魚は焼いた時に脂分があちこちに跳ねるのだが、大抵は焼き網の下に滴り落ちることが多い。この脂分は当然、燃える可能性がある。

 

グリル庫内には複数のバーナーが搭載されていて、庫内全体が非常に熱くなるため、それによって受け皿に落ちた魚の脂分が燃えないようにしなければならない。

受け皿に水を入れておくことで、魚から滴り落ちた脂が水に落ち、急速に脂の温度が下がる。

グリル庫内に水を入れていたところで、沸騰するようなことは考えにくいし、そもそも水はそこまで熱くならないということもあり、これだけの対策でも十分に火災のリスクを軽減できるというわけだ。

 

たまに「水があることでスチームのような役割になって、ふっくら美味しく魚が焼ける」と考えるユーザーもいるが、調理する魚の焼き加減に関してグリルの水の有無は関係ない。どちらかというとカリっと焼き上がらないことで、美味しくなくなっている可能性の方が高いかもしれないな。

 

ニオイ、煙の抑制

魚の脂関連で、水を入れることで「ニオイを抑えたり、煙を抑えたりする効果」も期待できる。

七輪で旬のサンマを焼いている場面を想像してもらうと分かると思うが、魚の脂がそのままの状態だとニオイや煙の発生に繋がるだろう。

 

家庭内で魚を焼く場合はレンジフードや換気扇があるため、ニオイや煙の影響は割と受けにくくはなっているかと思うが、それでも水を入れるのと入れないのとでは、ニオイや煙の発生具合が格段に変わってくるのは間違いない。

 

たまに「水を入れることで掃除が楽になるのでは?」というユーザーもいるが、確かにニオイや煙が少なくなることと掃除が楽になるという部分に全く関係がないとは言わないが、直接的に大きくは関係していない。

 

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なぜグリルに水が必要ないタイプのコンロがあるのか

ここまでは「グリルには安全面やニオイ、煙を抑えるために水が必要」と書いてきた。

ここで多くの読者は「じゃあなんで水が必要ないタイプのガスコンロがあるんだ?」と疑問に思ったのではないかと思う。

 

結論から言うと、ガスコンロの性能や製造技術が少しずつ進化してきて、グリルに水がなくても安全に魚が焼けるようになってきたからである。

最近の最新機種は大半が「グリルの受け皿に水が不要なタイプ」となっており、主流は確実に移り変わってきているのが現状だ。

弊社で最近取り付けを請け負っているビルトインコンロなんかは、ほぼ90%以上の確率でグリルの受け皿に水が不要なタイプで、ユーザーからは「なんで水が要らないの!?」と驚かれることも少なくない。

 

水が不要なグリルの受け皿に水を入れるのは危険だ。そもそも水を入れる前提の構造になっていないから受け皿そのものが浅く作られていて、水がこぼれやすくなっている。火傷のリスクも出てくるため、水無しタイプの場合は水を入れないようにしよう。

 

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水無しグリルのメリット

  • 水を入れる手間が無い分、手入れが楽
  • 蒸気の影響なく焼き上げることが出来る

 

基本的に水無しグリルのメリットは、上記の2点だ。

特に「魚を焼くときに受け皿に水を入れる必要がない」というのは大きなメリットと言えるだろう。

ひと時の手間とは言っても、魚焼きを台所に運ぶ時に「受け皿の水をこぼさないように運ぶ」という行動は神経を使うし、できるだけ食器などが無い所に置きたいという感情も生まれてくるのではないだろうか。

※台所にある程度の食器がある場合は、それを片付けてからでないと運びにくいという感情。

 

あとは魚の焼き上がりに関しても「従来の水ありタイプよりも水無しタイプの方が美味しく魚が焼ける」という意見も聞く。

個人的には、水ありと水無しを両方出されても当てることができない自信があるが、中にはそういう部分を満足点として挙げるユーザーもいるから、魚を美味しく食べたいというユーザーは、ぜひ水無しグリルを採用したガスコンロを検討してみてはいかがだろう?

 

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最後に

手間のかからなさで言ったら、断然「両面焼き、水無し」という特徴を持っているグリルがおすすめだ。

 

ただしグリル部分はどんなに大事に使っても故障が多い部分だから、ユーザーによっては「グリルは一切使用せずに、魚は別売りの魚焼き器で対応している」という選択をしている人も多い。これも賢い選択と言えるだろう。

 

いずれにしても、水無しグリルに水を入れる必要はないし、水が必要なタイプには水を入れないと事故に繋がる可能性もある。

水無しグリルに水を入れて手間が楽になると思ったら大間違いだぞ。ぜひ、参考にしてくれ。

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