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給湯器の交換費用|少しでも安く買う裏技を伝授

給湯器の交換費用|少しでも安く買う裏技を伝授

すずき設備社長の鈴木だ。

給湯器の交換費用について、情報を持っている人と持っていない人とで実際に払う金額は大きく異なってくる。それも下手をすれば、同じ機種でも10万円近い差が生まれているのではないだろうか。

給湯器の交換作業は施工技術の兼ね合いやアフターサービスの兼ね合いもあるため、安さだけが正義というわけではないが、少しでも初期費用が抑えられるならそれに越したことはないだろう。

以下では「給湯器の交換費用の詳細と少しでも安くするための裏技」について書いていくから、給湯器の交換を検討している読者はぜひ参考にしてほしい。

給湯器の交換費用を安くする裏技

激安施工店に給湯器交換を依頼する

給湯器は機種にもよるが、風呂機能と給湯機能の両方を持つ物なら定価で30万円~40万円ほどする。暖房機能が加われば50万円ほどにもなるだろう。ただし実際に施工するとなれば本体から値引きがあるため、取り付け作業料を入れてもここまで高くはならないことが多い。

給湯器を激安で交換するためには、兎にも角にも施工業者選びが重要である。なぜなら給湯器の購入価格は「給湯機本体からいくら値引いてもらえるか」でほぼ決まるからだ。

激安施工店はどこにある?

はっきり言って激安施工店は地域によって異なるため、読者自身で探してもらうしかないのだが…。とりあえず知っておいて欲しいのは「業者によって値引き率はピンキリである」という点だ。

だから1社から見積もりを貰って「どこも似たようなものだろう」とは絶対に思わないで欲しい。この1社でとんでもないハズレを引くと、とてつもなく後悔することになるぞ。

給湯器交換業者の探し方

  • 地元で活動している設備屋、水道屋、ガス屋
  • 前回施工してくれた業者
  • 広告を投函してくる業者
  • インターネットで依頼できる施工業者

知り合いに給湯器交換業者がいないという場合は、上記のいずれかを探して頼ることになると思う。…が、とりあえず「広告を投函してくる業者」に関しては少し警戒した方がいい。

つい最近も「マグネットを配っている某業者が業務停止命令を受けた」ことは記憶に新しいし、吹っ掛けられる可能性がある。複数業者を頼るつもりなら比較すれば気付くだろうから頼っても良いが、最初から「営業活動に精を出すよりもどっしり構えている施工業者」を探すことをおすすめしたい。

インターネットで依頼できる業者のいくつかは後述しているが、それ以外にも地元の業者にも依頼しておけば安心できるだろう。探し方としては各自治体のホームページで「水道局指定業者」を探してもらい、自分の家に近いところから2社~3社に依頼するのがおすすめだ。

ガス給湯器ならガスを供給してくれているガス会社に相談してみるのも良い。

鈴木社長
鈴木社長

「都道府県名+水道局指定業者」でネット検索すれば、各自治体のホームページに飛べるはずだ。そこには法律・法令に定められた基準で適切に施工できると認められた業者が載っているから、技術的に不安な悪徳業者を避けられる確率はグッと上がるぞ。

激安施工店の一例を紹介

キンライサー

キンライサー
  • 最新型の給湯器が最大80%OFF
  • 無料10年ダブル保証が付いてくるから施工後も安心
  • 在庫完備でスピード対応

【対応エリア】
関東:東京、神奈川、埼玉、千葉
関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山
中部:愛知、岐阜
九州:福岡
北海道:札幌

最大80%引きで給湯器交換をしてくれる業者で、公式サイトから見積もりに申し込んで成約した場合は3000円の値引きになる。年間30000件の施工実績もあるし、知名度もあって技術力に心配は要らない。

在庫を多く持っているのも安心だし、もし新しい給湯器の納期が掛かってしまう場合は代わりの給湯器をレンタルするサービスもしてくれるとのことだ。対応エリアは決して広くないが、該当する地域に住んでいる人は候補の一つに加えても絶対に損はしない。

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給湯器交換の際の注意事項

価格だけで判断することなかれ

給湯器交換において少し難しいのが「価格ばかりを重視しても痛い目に遭う」という点で、取り付け作業の技術という面でも注意したい。事前にこれを見抜くことは難しいわけだが、ある程度は地雷を避けることが可能だ。

それは見積もりを依頼した際の手際の良さである。見積もりは詳細を記載してくれているか、見積もり依頼から現場調査までの日時はどれくらいか等々、その業者が信頼できるかどうかの要素はそこら中に転がっているぞ。

相見積もり(複数業者の比較)は鉄則

給湯器の交換は値段的にも業者によってピンキリである上に、たまに詐欺などで摘発されるような業者もいるから注意してもらいたい。詐欺を避けるためには複数業者の比較・検討が鉄則だ。

特に給湯器が故障してお湯が使えず焦っている場合、何かと理由をつけて即決してしまうユーザーが多く、悪徳業者はそれを狙っている。できれば実績のある業者を含め、3社程度から見積もりをもらうのが望ましいだろう。

鈴木社長
鈴木社長

ちなみに給湯器の交換を急いでいる場合、見積もりの現場調査で各業者がバッティングするのを気にするかもしれないが、筆者を含め設備業者はそんなに気にしないぞ。

給湯器交換を検討する時の相見積もりって失礼?→問題なし

見積もり書のチェック項目

  • 同じ給湯器本体の見積もりかどうか
  • 排気筒、ガス可とう管が交換する前提になっているか
  • 給湯機本体の保証延長、施工に保証があるか

同じ給湯器本体の見積もりかどうか

多くのユーザーは「今まで使用していたものと同等の能力を持った給湯器」ということでリクエストすることが多いと思うが、在庫の兼ね合いだったり、特殊な給湯器を使っていたり、あるいはグレードのアップ・ダウンがある場合は、業者によって新しい機種の選定が異なる場合がある。

見積もりを比較・検討する際は、必ず同じ機種で比較しなければならない

排気筒、ガス可とう管が交換する前提になっているか

給湯器は本体以外にもリモコン、排気筒(煙突)、ガス可とう管、配管カバー、排気カバーなどの部材が必要になるケースがある。良くない業者は「本来交換が必要な物を再利用して、見せかけの金額を抑える」ということをするため、何を交換して何を再利用するのかを把握することは重要だ。

ちなみに煙突は必ず交換が必要で、ガス給湯器の場合はガス可とう管の交換も必要だが、現場によってガス可とう管は不要なケースもある。配管カバーや排気カバーはユーザーが良ければ再利用できるケースも少なくない(いたずらに交換する必要はない)。

こういう違いに気付くためにも、複数業者から交換見積もりを貰うことをおすすめする。

給湯器交換の際に交換が必要な物とユーザー次第な物

給湯機本体の保証延長、施工に保証があるか

あとは保証込みの価格かどうかも重要だ。給湯器本体には最初からメーカー保証があるが、これは使用開始から1年(または2年)であり、多くの施工店はこれを10年に延長するというメリットを掲げている。

実はこれはユーザー側でも加入できるし、給湯器の施工費用の中に最初から含まれているというだけの話だ。ただし自分で加入する場合、10年の保証なら機種によって2万円以上の費用が掛かるため、これが含まれているかどうかの差は無視できないだろう。

そして工事保証は必須だ。施工に問題があって給湯器が故障した場合、製品保証では保証されないため、工事保証を付けてくれる業者にお願いすることをおすすめしたい。

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場合によってはリース契約という選択肢も〇

リース契約のメリット・デメリット

  • リースのメリット:一度に大金が用意できなくてもOK、メンテナンス費用はリース会社持ち(であることが多い)
  • リースのデメリット:給湯器が自分の物にならない、トータル的な支払費用は一括払いで購入したときよりも高くなることが多い。

実は給湯器は購入するだけでなく、リース契約という選択肢もある。本来なら施工費用と給湯器本体費用で、どんなに安くても10万円以上の費用が発生してしまうが、リースなら月々数千円から給湯器が手に入ることが多い。

さらにリース契約のメリットは、給湯器が故障した場合の修理費用もリース会社持ちになるケースが多いことである。確かに支払いのトータル額は高くなりがちであるが、修理費用の額によっては逆転することもあるため、人によっては「購入するよりもリースした方がお得になった」という例も少なくない。

リース契約はどこにお願いできる?

ある程度の規模の給湯器取り扱い会社なら、リース機器を取り扱っている可能性があるが、基本的には各家庭に都市ガスを提供しているガス会社なんかがオーソドックスな契約先だ。

おすすめのリース契約会社は「スミレナ」

スミレナ
  • 手数料0円+修理費用0円
  • 3つの安心(費用の安心、商品選びの安心、施工の安心)
  • 10年間の長期保証でずっと快適・安心

【対応エリア】

関東の1都7県(東京、神奈川、埼玉、千葉、山梨、群馬、栃木、茨城)に対応

東京ガスグループの会社のため、関東一帯でなければ依頼することはできないが、関東地域に住んでいるユーザーにはスミレナでの給湯器リース契約をおすすめしたい。

クレジットカードが必要になるが、クレジットカードの使用に際する手数料なども不要で、料金体系も複数用意されており、何より東京ガスの系列グループだから安心して任せられるだろう。

「給湯器の選定、初期費用の捻出、維持費やメンテナンス費用」等への不安を感じているユーザーの中で、特にリース契約に興味があるユーザーにおすすめしたい。

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最後に

給湯器の交換は約10年に一度のことだし、決して安くない金額が動く買い物だから慎重になってほしい。少なくとも「お湯が使えなくて焦っている気持ち」を業者に見せてはだめだ。

向こうもプロだし、焦っているユーザーに対しては「今返事をしてくれるなら今日中に取り付けられる」などの甘い言葉で、他の業者に逃げられないようにしてくるだろう。ぜひ、参考にしてくれ。

給湯器はどこで買うのがお得なのか|損しない給湯器交換