給湯器はどこで買うのが1番お得なのかについて説明する

すずき設備社長の鈴木だ。

給湯器は高い買い物になるから色んな業者を比較したいというのが本音だが、お湯が使えないという苦行に耐え切れずに、最初に見積もった業者で即決してしまうことも少なくない。

個人的には給湯器の交換費用なんてものは本当にピンキリで、安い所もあれば高い所もあり、一概に「安い業者=良い業者」というわけではないにしても、あまりに金額差があるから複数社から見積もりを貰うべきだと思っている。

以下では「損はしたくないが、なるべく早く給湯器をどこから買うか決めたい」というユーザーに向けてアドバイスを送ろう。

最低でも2社から見積もりを貰う

給湯器が壊れてしまっているという場合は、一刻も早く給湯器を交換してお湯を使える状況にしたいという気持ちも分かるが、最低でも2社から見積もりを貰うことをおすすめする。

電化製品なんかでもそうだが「他店では○○円だった」という交渉は、1回までなら有効な場合が多い。

それと一緒で、うちの会社でも「本来の見積もりよりも少しだけ安い見積もりを出した業者がいた」という場合は、多少の価格競争はするようにしている。

もし明らかに安い金額を出している業者が相手なら、関わりたくないからすぐに撤退する。

そういう意味でも、どこかの業者から出された見積もりを別の業者に見せるというのは非常に有効な手段だ。

そもそも給湯器なんてものは、その業種に関わるような仕事をしているわけでもない限りは、金額の相場なんて分からないだろうし、高い金額を提示されたところで気付かずに購入してしまうケースもあるだろう。

複数社から見積もりを貰うことで、そのリスクを回避できる可能性が高くなる。

大まかな依頼先

  • メーカー
  • ガス会社
  • ハウスメーカー・設備屋・水道屋
  • ネット・通販

大まかな依頼先は上記の4種類になるのではないだろうか。

1つずつ詳しく説明していこう。

メーカー

俺はかつてメーカーの営業にいたから分かるが、メーカーサービス(修理を専門にしている業者)に取付をする場合は、金額的には高すぎる。

確かに劣化している配管はすべて新しくするし、保温材も巻直したりヒーターも巻直したりなど、良い仕事はするが金額的に高すぎるのが難点だ。

ただし彼らも人間であるから「この先の修理で面倒を見てもらえる」というメリットはあるな。

同じユーザーでも「自社を優遇してくれたユーザーを優先したい」と考えるのは、人間として普通の考えだろう。

彼らにも1日に修理できる件数の限界はあるから、あと1件だけ修理ができるという場合に、他社で取り付けた給湯器と自分たちから購入してくれた給湯器が依頼としてあるなら、後者を優先したとしても何ら不思議ではない。

ガス会社

ガス料金を支払っている会社だ。

正確には「ガス会社と契約を交わしている設備屋」がこれに該当する。

ガス会社が安い金額でこの業者に本体を販売し、この業者が取付料や必要部材費などを上乗せした金額が、ユーザーにとっての購入価格となる。

地域性にも左右されるだろうが、安心と価格の面から考えるとこれが1番バランスの良い判断ではないかと思う。

他に安い業者はいくらでもあるが、施工レベルの高さと価格の安さを兼ね備えているのはガス会社のように感じるな。

どこに依頼するか本気で迷っているというユーザーは、ガス会社から見積もりを貰い、それを武器に他の業者と価格交渉してみてはいかがだろうか。

ハウスメーカー・設備屋・水道屋

ハウスメーカーと付き合いを大切にしている人なら、家のことで何か困ったことがあれば真っ先にハウスメーカーに連絡するという人も多いと思う。

ここに関しても「ハウスメーカーと契約をしている設備屋」が作業をすることになるのだが、基本的に「メーカーと名のつく所に依頼した場合は、金額的には高くなる」と考えて間違いない。

例えばAハウスというハウスメーカーに頼んだときに、実際に取付をしてくれる業者が水道屋Bだとすると、Aハウスを通さずに水道屋Bに頼んだ方が安くなる。

この水道屋も総じて技術力は高いことが多いが、金額的には決して安くはないだろう。

一方でうちの会社のような町の設備屋なんかだと、当たり外れは大きいが金額の融通は利く。当たり外れというのは「技術力やズル」などについてだ。

ハッキリ言って価格しか見ていないユーザー相手に「部材費を削りまくって施工する」ということをするのは、メーカーの名前を背負っている業者では考えられない所業と言える。

しかし小さな設備屋・水道屋などには、そういうことを平気でやる業者もいるということは忘れてはいけない。

もちろん全部が全部じゃないし、うちでも必要部材の交換は確実に行うことを教育しているが、ユーザーにとってこのあたりは実際に頼んでみないと分からない部分ではあるかもしれないな。

おすすめはガス会社/ネット業者/技術の確かな設備屋のどれか

  • 金額的には少し高いが安心感のあるガス会社
  • 金額的には究極に安いネット業者
  • 技術の確かな設備屋

何も知らないユーザーに対して俺がおすすめするのは上記の3パターンだ。

ガス会社に関しては施工経験もあるだろうし、安心できるのが大きなメリットだろう。

リースなんかもやっているから、初期費用で頭を悩ませているユーザーはレンタルを相談するのもアリだと思う。

金額は可もなく不可もなくと言ったところだ。

そして少しでも金額を押さえたいならネット業者を利用すると良い。

この場合は「対応エリアが限られている」というデメリットや「その技術の良し悪しが頼んでみないとわからない」というデメリットがあるが、金額的には安いところが多い。

普通に80%オフなどでやってくれるから、その辺の設備屋では太刀打ちできないだろう。

あとは技術力の確かな設備屋に依頼するというのも確実だ。

信頼できる設備屋・水道屋があるという場合は、変にリスクを冒してネット業者に頼まなくても、そこに頼んだ方が無難である。

最後に

俺はネット業者に給湯器の取替を依頼したことがないから詳しくは知らないが、町の設備屋でも当たり外れがある以上、ネット業者も同じだと思う。

実際に頼んでみないと技術の良し悪しはわからない。

そして技術料に関しては安ければいいというものでもないと思うから、とにかく見積もりを見比べるなどして吟味するといいだろう。ぜひ、参考にしてくれ。