すずき設備社長の鈴木だ。
この業界に入って30年近くになるが、給湯器交換業者の価格帯を見てきて最大91%オフという数字は初めて見た。はっきり言って筆者が見てきた中でも、給湯器買い替えの最安値である。
それは業界最安値に挑戦しているという「給湯器駆けつけ隊」という業者であるが、今回はこの安すぎる給湯器交換業者について解説していこう。
ハンパない安さだから給湯器の交換を検討しているユーザーはぜひ参考にしてほしい(ただし対応していないエリアがあるから注意してくれ)。
給湯器駆けつけ隊とは?
給湯器駆けつけ隊とは、神奈川県に本社を持つ給湯器交換業者だ。給湯器交換だけでなく、ビルトインコンロやレンジフードの取付工事もしているらしいが、ここでは割愛する。
インターネット上で積極的に集客していて業界歴は短いものの、圧倒的な激安価格と対応エリアの広さを武器に多くのユーザーから頼りにされている給湯器交換業者だ。地元の水道業者に比べてネット業者は価格が安いことで有名だが、そのどれもが最大80%程度の値引き率であるのに対し、給湯器駆けつけ隊は最大91%もの値引きになっている。
東北以北以外にはほぼ対応していて、台数制限こそあるものの施工費用の安さはトップクラスであるから、給湯器交換を検討しているユーザーは見積もりを貰ってみないと損だと思うぞ。ちなみに見積もりは無料で、見積もりをもらった後でキャンセルするという場合も無料だから安心していい。
給湯器駆けつけ隊で給湯器を交換するメリット
- 最大91%の値引き率(業界最安値)
- 商品保証と工事保証、共に安心の無料10年保証付き
- 代替器の無料レンタルサービスがある
- 支払いはクレジットカード、最大24回払いにも対応
最大91%の値引き率(業界最安値)
当ブログにも「給湯器はどこで買うのが一番安いの?」という問い合わせを頂くことがあるが、一番安いのは「インターネットで給湯器本体を買って自分で取り付けることだ」と答えている。とは言え給湯器を自分で選定し、そして自分で施工をするのはハードルが高い。
じゃあその次に安い方法はと言うと「値引き率の高い格安業者に、給湯器の購入から取り付けをすべて依頼すること」である。その格安業者の見つけ方についてはユーザー自身の地域によって異なるから、色んな業者から見積もりを貰って比較してもらわなければならない。
筆者は東北地方在住のため、他の都道府県でどうなるかを断言することはできないが、恐らくほとんどの地域で「ネット業者に依頼するのが一番安い」という結果になるだろう。ネット業者は大体80%前後の値引きがあるから、よほど強いネットワークを持っている地元の水道屋・設備屋でも太刀打ちできないのではないだろうか。
そのネット業者の中でも給湯器駆けつけ隊は別格の91%オフだ。もちろんこれは最大値引き率であり、すべての給湯器がそうなるわけではないが、この業界に30年いる筆者にとってもこの数値は初めて見たほどの圧倒的な数値であることは間違いない。
安心の無料10年保証付き
- 商品保証:給湯器の通常故障に対する保証(給湯器の通常故障の修理費用が0円になる)
- 工事保証:施工上の問題、不備を保証する内容(これは給湯器メーカーではなく、施工業者が責任を負う)
給湯器交換などの水道工事やリフォーム事業には詐欺の話が少なくない。そこで詐欺かそうでないかを見抜く方法の一つが「工事保証を付けるかどうか」という点だ。
筆者が知っている悪徳業者の多くは「製品保証だけを付けて適当に給湯器を施工し、その施工方法に問題があって故障した場合はメーカーに丸投げする」というものである。当然、メーカーが保証している製品保証には「施工方法に問題がなければ」という前提があるから、場合によっては泥沼化してしまうのだが。
これは工事保証が付いていないから揉めるのであって、工事保証があるなら「施工上の問題は保証される」ということになる。絶対とは言えないが悪徳業者の多くは工事保証を付けないだろうから、工事保証があるというのは一定の安心を担保できる要素と言っていい。
給湯器駆けつけ隊ではこの工事保証が10年と、給湯器本体にも10年の保証延長が付く。工事後のトラブルについてはこの先10年に渡って面倒を見てもらえるから安心して使用できるぞ。
工事保証が10年あるということは、配管の繋ぎ目からの水漏れなんかも面倒を見てもらえるということだ。インターネットで給湯器交換業者を探すなら必須の条件と言っても過言ではない。
代替器の無料レンタルサービスがある
- レンタル料:0円
- レンタル機器設置費用:0円
- 最短分~対応
給湯器の交換を検討するユーザーの多くは「給湯器が故障して修理業者を手配したら、修理よりも新しい物に買い替えた方がいい」と言われて検討し始めるユーザーが多い。つまりここから検討し始める場合は、どうしてもお湯が使えない日々を過ごすユーザーが少なくないということだ。
そんな時、当日や翌日に新しい給湯器を取り付けてくれるなら問題ないが、場合によっては新しい給湯器の納期がかかり、1日や2日では給湯器交換ができないというケースもある。こんな時にありがたいのが代替器のレンタルサービスである。
簡単に言えば「新しい給湯器が来るまで代わりの給湯器を貸してくれる」ということなのだが、はっきり言って何回も給湯器を付けたり外したりっていうのは面倒なこともあるし、代わりの給湯器まで所有しているという業者は多くないから、代替器レンタルサービスは多くの給湯器交換業者がやっていないサービスと言っていい。
支払いはクレジットカード、分割払いにも対応
いくら大幅値引きを実現しているとは言え、給湯器交換はまとまったお金が必要になることは間違いない。そんな時に気になるのが支払い方法だ。給湯器駆けつけ隊ではクレジットカードでの支払いが可能で、更に分割払い24回まで対応している。
規模の小さい水道屋・設備屋の場合は、クレジットカードに対応していないことも珍しくないし、対応していたとしても特定のカード(ビザやJCBなど)限定だったりするから注意が必要だ。
地元の水道屋・設備屋だと分割払いに対応しているとも限らないから、支払方法にもこだわりたいならそれも含めて探さなければならないぞ。
給湯器駆けつけ隊のデメリット
- 東北・北海道の一部が非対応
- 依頼できるのはガス給湯器のみ(石油給湯器なし)
- 公式サイトに非公開情報が多い
宮城、福島を除く東北地方、北海道は対応エリア外
インターネット上で精力的に活動している給湯器交換業者としては、ほぼトップと言ってもいいくらい活動範囲が広い給湯器駆けつけ隊であるが、残念ながら北国の多くに対応していない。
まぁ多くの給湯器交換業者は東北地方のカバー率が非常に低いわけだが、給湯器駆けつけ隊も「北海道、青森、秋田、岩手、山形」の人たちは利用できないから注意してくれ。
ちなみにネット上で集客している給湯器交換業者の中で、東北もオールカバーしている業者は見たことがない。
ガス給湯器にのみ対応
給湯器にはガス給湯器と石油給湯器がある。マンション住まいならガス給湯器が当たり前だろうが、地域によっては石油給湯器ユーザーも少なくない。
給湯器駆けつけ隊はガス給湯器にのみ対応している施工業者であるから、石油給湯器ユーザーが頼ることは難しい。石油給湯器にこだわるなら「正直屋」がおすすめだ。
給湯器の数が台数限定でシークレットが多い
上記は給湯器駆けつけ隊の公式サイトから抜粋してきたものであるが、在庫台数で10台限定となっている。そしてどの給湯機本体から何パーセント値引いてくれるのかがシークレットだ。
一昔前の家電量販店のチラシでも「お買い得とだけ掲載して価格は載せない」という手法があったが、同業者に教えないという戦法にしては古いし、ちょっと胡散臭い感じがしないだろうか。
そもそも台数に数量限定があって、納期がかかる場合に給湯器レンタルサービスを行うっていうのも意味不明だし、個人的にはちょっと猜疑心が生まれてしまう部分でもある。
ただし見積もり依頼は無料だし、各方面からの評判も決して悪くないから、ユーザーの興味を引くための戦略と言ったところだろう。給湯器を安く交換したいという人は候補の一つに加えることをおすすめしたい。
給湯器駆けつけ隊に給湯器交換を依頼する方法(無料見積もり依頼)
- 無料見積もり
- 注文
- 工事日程の相談
- 給湯器交換工事
まずは無料見積もりの依頼をして、見積もり金額や工事内容に納得してから次のステップへと進む。この見積もり依頼は無料だし、他に予算が請求されるということはない。
そして給湯器交換費用についても「最大91%オフであって、読者が選んだ機種の値引き率は不明」なため、盲目的に頼むのではなく、比較・検討として依頼することをおすすめする。
「給湯器駆けつけ隊」公式サイトへ進み、サイト下部のお問合せフォームに必要事項を記入して無料見積もりを申し込むだけだ。あとは給湯器駆けつけ隊からの連絡を待とう。
ちなみに連絡方法はメールか電話かを選べるが、基本的には書面で残るメールをおすすめしたい。
最後に
最大91%値引きはやり過ぎと言っていいくらいの破格であるが、すべての給湯器がそこまで値引きされるというわけではないという点は注意してほしい。
しかしながらレンタルサービスといい、交換オプションの説明といい、実際に設備屋をやっている筆者からしても候補にしたくなる魅力に溢れた給湯器交換業者だと思ったぞ。同業者としてもこれらのサービスが本当なら、もはや競争する気が無くなってしまうくらいの優良業者と言っていいだろう。
給湯器交換で失敗しないためには複数業者の比較が重要だが、給湯器交換を検討している読者はぜひとも給湯器駆けつけ隊を頼って、激安価格を追い求めてみてほしい。