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不凍液の販売希望は事前に言えば出張料無料で配達あり

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不凍液の販売希望は出張料無料で配達あり (事前に伝えることが大事)

すずき設備社長の鈴木だ。

暖房ボイラー用の不凍液・暖房水だがメーカーの純正品を使用している場合、近くのホームセンターなどでは手に入らないことがある。ちなみにこの不凍液、別々の物を混ぜて使うのは推奨されていない。

何度も自分で補充したことがあるというユーザーなら「いちいち業者の人に補充してもらわなくても物さえあれば自分で補充できるし、出張料や作業料は払いたくない」と感じる人が多いのではないだろうか。そういうユーザーに向けて、今回は「メーカー純正の不凍液が欲しくなったらどうするか」について解説していこう。

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メーカー純正の不凍液は配達希望OK(のはず)

密閉式と半密閉式

  • 密閉式:配管が密閉されていて、高い水圧が維持されている
  • 半密閉式:配管の一部が解放されていて、不凍液の補充は暖房機に入れるだけ

暖房配管には密閉式と半密閉式の2種類がある。密閉式はその名の通り密閉されているため、暖房配管の一部を取り外してポンプ等で加圧しながら不凍液を補充しなければならない。一方で半密閉式なら暖房機本体のリザーブタンクに補充してやるだけでOKだ。

鈴木社長
鈴木社長

不凍液の補充が自分で出来るのかどうかはユーザーのスキル以上に「半密閉式かどうか」という部分が大きいぞ。

不凍液が欲しいだけならそれをメーカーに伝えてみよう

弊社がある地域のメーカーサービスは最初から「不凍液の販売希望」と告げておけば、出張料などは請求せず不凍液そのものの販売価格だけで対応してくれる

もしかすると地域差があるのかもしれないが、最初から「点検が不要だということを告げていれば、そっち方面に行ったときに寄って置いていくだけだから出張料も取らない」ということらしい。これがもし「不凍液の補充方法が分からないからやってもらいたい」というような場合だと、補充に対しての作業料と出張料が発生することがある。

実際に補充作業をやってもらうか、あるいはプロがやっているのを見れば分かるかと思うが、不凍液の補充自体は非常に簡単なため、多くのユーザーは「これくらいの作業でこんなにお金を請求するのか?」と思うのではないかと思う。そういう人は、最初から「不凍液の販売希望」と告げておくといいだろう。

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ショップによって対応が違う可能性があるから事前確認がおすすめ

事前に出張料や手数料の有無を確認しよう

ちなみにこれはあくまで弊社が活動している地域のメーカーサービスの話だから、他の地域だともしかすると「ウチは出張料を頂きます」なんてショップもあるかもしれない。普通は1つの都道府県に何店舗もサービスショップがあるわけではないから、場所によっては出張料を貰うという例外がある可能性も否定できないな。

弊社が活動している地域は都道府県自体の面積は広い方だが、それを1つのショップが全範囲をカバーしているため、東西南北の距離はすさまじいものになる。そもそも人を動かす以上は出張料が発生して当たり前という部分もあるから、気になるユーザーは事前に確認しておくことをおすすめしたい。

「給湯器の修理見積もりが高いから他の業者に頼む」は通用しない

重要なのは「あくまで不凍液が欲しかっただけ」という部分

単に修理業者を手配してしまうと「何が原因か分かっていない」というのが浮き彫りになり、点検診断が必要になってしまうから注意したい。不凍液は備品であって性能部品などではないため、それだけの販売が認められている。

だから事前に「点検は不要で物だけ欲しい」ということを伝えておくことが重要だ。各メーカーのホームページからでも申し込めるとは思うが、この場合は送料が発生してしまうため、もしメーカーのサービスショップが出張料を取らずに配達してくれるのであればこちらをおすすめしたい。

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不凍液は3年~5年に1回の全交換がおすすめ

不凍液は一定期間で交換が必要になる。補充ではなく、全入れ替えだ。説明書にも掲載されているのだが、意外とこれを知らない暖房機ユーザーが多い。

不凍液は不足するとエラー043を出すが、これは不凍液を補充してやることで改善する可能性が高い。そこで毎年、暖房のシーズン前になって不凍液を追加するというユーザーは少なくないが、この時「新しく追加した不凍液は新しいが足される側の不凍液は古くなっている」という部分は忘れないでくれ。

不凍液には「凍らない」という性質があるから不凍液と呼ばれているが、劣化していくといつかは凍るようになってしまい、不凍液としての意味を成さないことになる。こうならないためにも、あるタイミングで不凍液の全入れ替えが推奨されているのだ。

メーカーは少し大げさに煽る空気感があるから「3年に1回」と言っているが、少なくとも「暖房ボイラーの機器寿命の折り返し時点で1回はやっておいた方がいい」と思うから、暖房ボイラーを10年使用する予定なら5年で1回全入れ替えすることをおすすめしたい

暖房ボイラーの不凍液を交換しなければならない理由について

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最後に

不凍液そのものはホームセンターにも用意されているし、Amazonや楽天でも取り扱いがある。しかしこれらは基本t系には混ぜることができないため、追加補充する場合は「今、ボイラー内で使用している不凍液と同じ種類の物を追加する必要がある」から注意してほしい。

そしてメーカーの純正品がホームセンターなどで取り扱われていることはないことが多いから、そういう場合はメーカーに電話して配達希望と告げておくと、出張料や配送料が掛からずに商品価格だけで手に入るかもしれないぞ。ぜひ、参考にしてくれ。