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暖房機故障のリスク|電気ヒーターや反射式ストーブが超便利

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暖房機故障のリスク|電気ヒーターや反射式ストーブが超便利-min

鈴木設備社長の鈴木だ。

家庭用給湯器の中には暖房機能を兼ね備えた物がある。もちろん暖房専用機と給湯器の2台体制を選択しているユーザーもいるが、雪が降る地域ならともかく氷点下にまでならない地域であれば給湯暖房機1台で運用しているユーザーも多いだろう。

個人的には「暖房機のリスクヘッジは非常に簡単で、やるのとやらないのとでは大違いである」と考えている。冬時期になって暖房機が故障したら困るという人は絶対に対策してほしい。というわけで今回は「暖房機故障のリスクと電気で動くヒーターがあれば超便利である」という話をしよう。

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冬時期の暖房機の故障は死活問題に発展する

弊社は東北地方にある小さな設備会社であるが、冬時期に暖房機が故障したとなると「今日中に直せ!」とか「今日直せないなら凍え死ねと言うのか!」とお叱りをいただくことがある。

ユーザーにとっては腹が立つのかもしれないが、我々にも休日があるし、仮に365日休まず営業していたとしても「すべての暖房機のすべての部品を在庫にしておく」ということは不可能だ。

給湯器や暖房機以外にも例えばガスコンロや自家用車、テレビやパソコンなど何でもいい。暖房機の修理依頼をするような年齢になっているのであれば、これまでに何かしらの所有物が故障してしまって困った経験があるのではないかと思う。

最近は「日本は災害大国である」ということを知らしめるほどの災害が話題となっているが、さすがに災害を予期して動くのは難しいにしても、少なくとも「今使っている生活設備が故障してしまった時のリスク分散」くらいは考えておくべきだ。

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暖房機の故障対策を行うべき理由

暖房機の部品は給湯器の備品に比べると常備していない

北海道の最北端ともなれば状況が変わるのかもしれないが、弊社は割と雪が降る地域に存在するものの、やはり「給湯器と比較すると暖房機の方が即日対応できないことが多い」という雰囲気を感じる。

メーカーも修理部品を全く在庫していないということはないものの「給湯器なら3つ程度は用意しているという部品が暖房機なら1つしか在庫していない」ということは少なくない。

給湯器に関しても同じ修理内容が1日に何件も重なれば、後半の現場は「部品を注文してから改めて修理に来る」という判断になるだろう。暖房機の場合は給湯器に比べると部品在庫も少ないため、どうしても即日修理できる可能性は低くなってしまう。

給湯器の故障対策に比べて簡単に対策できる

何にしても故障した時のことを考えた用意・対策は非常に有効であるが、モノによって現実的な物とそうでない物がある。例えば給湯器のリスク分散は非常に難しい。

知識や技術のある人なら、ホームセンターから1万円くらいの湯沸し器を買ってきて取り付けるということも可能だろうが、多くのユーザーにとってそれは難しいだろう。

しかし暖房機に関しては、ホットカーペットや電気ファンヒーターなど「電気さえあれば稼働する暖房機器」が多数売られていて、1万円も出せばそこそこ良い商品が手に入ったりもする。日常的に使うとなると電気代が気になってしまうような代物ではあるが、何かあった時に電気さえ使えれば機能するという点は非常に大きい。

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暖房機の故障対策として行うべきこと

半密閉配管なら予備の不凍液を用意しておく

各家庭の暖房配管には密閉式と半密閉式という2つの配管方式があり、後者ならユーザー自身で不凍液を追加することができる構造になっている。暖房機の故障・エラーの中でもっとも多いのは「不凍液不足のエラー(エラー043)」であり、この中の多くは不凍液を足してやるだけで改善するケースも少なくない。

この時、水を追加しても動くことは動くが、不凍液を入れることが望ましいため「万が一、不凍液が不足した時に追加する分の不凍液」くらいはストックして置いた方がいいだろう。

鈴木社長
鈴木社長

量的には2リットルもストックしておけば十分だと思うぞ。2リットル補充してもまたエラーが出るようであれば、どこかの配管から漏れている可能性があるから即修理依頼をしてくれ。

暖房機の不凍液が不足(エラー043)|水を追加するのがダメな理由

リスク分散に最適な暖房機を紹介

よく「安いから」という理由でハロゲンヒーターなどを選ぶユーザーがいるが、個人的には温風が吹くタイプの暖房機をおすすめしたい。電熱線などが熱くなるタイプの暖房では低温火傷のリスクが高いからだ。

温風が出るタイプの暖房機は1日中付けっぱなしにした際の電気料金こそ気になるものの、それ以外は申し分ないほどの機能とパワーを持っている商品も少なくないし、電熱線タイプの暖房と比較すると安全性も抜群である。

ちなみに「暖房機も色々あって何を選べばいいか分からない」という人には、こちらの暖房機がおすすめだ。値段も手ごろだし、安全装置・機能・携帯性など、暖房機のサブ機としてはオールマイティだと思う。

弊社の事務所にも用意していて、去年の冬から一般ユーザー貸し出し用として3台ほど用意しているが、やはり「この修理には長い時間を要する」というユーザーにのみ貸し出ししているため、4日~5日で修理できる見込みがある場合は貸し出しをしていないのも事実だ。

ハッキリ言って「長期的な停電などの災害時には使えないが、それ以外なら大活躍してくれる暖房機」であるし、そこまで高い製品でもないから、暖房機に依存する時期があるユーザーは1台くらい持っておくことをおすすめしたい。

災害時にも使える反射式ストーブは超おすすめ

普段から使っている暖房機の故障に対する対策としては、簡易的なストーブを用意するというだけでも十分なリスクヘッジになるが、これが「停電などの災害の対策」として考えると少し頼りない。そういう場合は反射式ストーブがおすすめだ。

反射式ストーブは10000円も出せばそこそこ良い物が手に入るし、起動に電気が不要という面で非常に優秀なストーブである。台風なんかの災害で長期的な停電になってしまう時、寒い時期だと必ず品薄状態になるほどの人気者だ。

鈴木社長
鈴木社長

電池と灯油があれば動くから、停電の時も頼りになるぞ。暖房機故障のリスクと災害対策の両方で頼りになるアイテムだから持っておいて損はないだろう。

湯船に浸かりたいという人には追い炊き装置がおすすめ

ちなみに「お風呂に入りたいけど給湯器が壊れている」という場合に使えるアイテムも存在する。それが上記の「スーパー風呂バンス」だ。

給湯器よりも時間はかかるし軽くもないが、電気さえあればお風呂を沸かすことができるパワーを持っているため、給湯器故障のリスクヘッジとしては使えるだろう。

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最後に

災害時なんかは「有事の際のことを考えよう」と思うが、普段からそれを心掛けておくことは難しい。そして、それをしないことの言い訳として「どうせ災害になったら電気も止まっているだろう」と考える人もいるはずだ。

しかし、災害よりも身近なところに「普段から使用している機器の故障」というリスクも隠れている。冬時期の暖房機はいつ壊れても困ってしまうはずだから、壊れても大丈夫なリスク分散しておくことをおすすめしたい。ぜひ参考にしてくれ。