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給湯器の保証期間は1年か2年|部品によっては〇年の保証

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給湯器の保証期間は1年か2年 ただし部品によっては〇年の保証がある

すずき設備社長の鈴木だ。

給湯器の保証期間は通常で1年、BL品で2年である(リンナイ製の場合は申し込みをする事で3年になる場合がある)。BLというのはベターリビングの略で物自体はノーマル製品と一緒なのだが、本体価格が微妙に高くなっている代わりに保証期間が1年延長されているという感じだ。

給湯器の保証期間が1年~2年と聞くと、人によっては「それは短すぎる」と思うかもしれないが、給湯器の保証は細部にわたって分かれていて、あくまで本体保証が1年という話である。

以下では「給湯器の製品保証の内容と部品別の保証内容」について解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

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給湯器の製品保証の内容と部品別の保証内容

給湯器の保証期間は原則1年か2年

  • 給湯器の通常製品:1年保証
  • 給湯器のBL製品:2年保証
  • 購入時に特殊条件を満たす:3年保証
  • 保証延長サービスに加入する:1年~3年の保証を伸ばすことができる

冒頭でも軽く触れたように給湯器の保証期間は通常製品で1年、BL品で2年だ。ガス給湯器の場合は、もしかすると全部BL品かもしれない。弊社の倉庫に在庫してあるガス給湯器はすべてBL品だったし、最近はガス給湯器で通常製品を見ていないような気もする。

給湯器に最初からついてくる保証は、原則として1年か2年だ。たまに機種によって3年になるものがあったり、メーカーによって所有者登録をすれば3年に延長されるというものがある。

あとは別途料金にはなるが、これらの1年~3年の保証を最大10年にまで延長できる制度も存在する。ノーリツ製の10年保証については詳しく口述しているが、これは本当にお得な内容になってるから、新しく給湯器を購入した人には加入をおすすめしたい。

製品保証が適用されるルール

新しく購入した給湯器が保証期間内に故障してしまった場合、製品保証というのは「施工状況、使用方法ともに問題が無い場合、修理に関わる費用が一切発生しない」というものであるが、状況によっては修理ではなくて本体が丸々新しいものに変わるケースもある。

しかし言い方を変えると「期間内の故障でも保証されない場合もある」ということだ。取り付けて1日後の故障だとしても「施工不良による故障、使用方法に問題がある場合、災害などによる故障」は保証対象外であるから注意してくれ。

ちなみにBL品には新品保証期間が長いことの他に、部品の保有期間が通常品と比べて長いというメリットもあるから、合わせて覚えておくと役に立つかもしれない。

給湯器のBL品にはどのような恩恵があるのか

給湯器は部品によって保証延長がある

給湯器は「部品によって保証延長されている物がある」という特殊な保証となっている。例えば給湯器自体の保証は1年だったとしても「基盤の自然故障の場合は5年保証」とか「熱交換器からの水漏れは5年保証」という塩梅だ。

給湯器自体の製品保証が2年だったとして、さすがに基盤が3年で壊れてしまったら多くのユーザーは不満に感じるだろう。部品の繋ぎ目からの水漏れと熱交換器からの水漏れでは、同じ水漏れでも印象は大きく変わる。

というわけで「さすがにこれは…」というような内容の故障だけが保証延長されているような感じもするが、中には「リコールまではいかないが製品に欠陥があって公にできないもの」などが保証延長されるケースも多い。

鈴木社長
鈴木社長

ちなみにこれらはメーカーによって内容が異なり、詳しくはメーカーの人間でないと分からない。

保証には期待せず、保険への加入をおすすめする

給湯器に限らず、何でも保証期間というのは最低限のサービスである。メーカー側も「これくらいの期間で壊れることは無いだろう」という部分を見越して保証しているわけだから、滅多なことでは保証期間に壊れるということはないし、壊れてたまるかという感じだ。

そこでもしこれから給湯器を新しくするという場合は「給湯器の保険・保証延長」に加入することをおすすめしたい。これはどのメーカーでもあるんじゃないかと思う(ノーリツ、リンナイ、コロナは確認済み)が、本来であれば1年や2年程度の保証期間であるところを、決められたお金を払うことで5年以上に延長できるという制度だ。

これはなかなか味の良い保証内容で、ノーリツやリンナイの給湯器を買った人はガス会社の方で加入していたりもするほど非常に優秀な内容と言っていい。ちなみにお金さえ払えば保証期間内ならいつでも加入できるから、気になる人は各メーカーに良い合わせてみるといいだろう。

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最後に

元々、基盤は5年というように固定化されている保証内容だったらいいのだが、たまに「〇〇の機械の△△の部品は3年」などの取り決めがあったりして、非常に複雑な印象を受けた。

メーカーの人間も完ぺきではないから、本来は無償でできたものを有償にしてしまうケースがあるかもしれないし、そもそも「リコールに近い感じで保証延長される場合は、その故障が立て続けに起こってから初めて補償対策される」はずだから、最初のうちにお金を払って修理してしまうと後からお金を返してもらえるということはないはずだ。

そういう意味でも保険に入っておけば、安心して給湯器と付き合っていけるのではないかと思う。ぜひ、参考にしてくれ。

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