「ガス種を間違えた場合、ガスコンロは使えない?」という疑問に答える

すずき設備社長の鈴木だ。

毎年春になると新生活を始める人たちが間違ったガスコンロを購入して「新品なのに使えない!」という修理依頼が相次ぐ。

 

相次ぐというのは言い過ぎかもしれないが、わりと珍しくないレベルで修理依頼があるので、一般ユーザーの中にもガス種があるということを知らない人は想像以上にいるかもしれない。

さて、今回は「もしガス種を間違ったガスコンロを買ってしまった場合は、使えることはできないのか?」という質問に答えていこうと思う。

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ガス種の間違いは使用不可

結論から言うと、ガス種を間違ってしまった場合は使用不可だ。

厳密には一応火は付くのだが正常とは言い難い形状の炎になり、機械に負担が掛かるだろう。

まして本来よりも長い炎になったら、使用するのも危なっかしいから絶対に辞めた方がいい。

 

ちなみにガス種には都市ガスとプロパンガスの2種類があり、田舎に行くと都市ガスが通っていないということも珍しくない為、こういう場合はプロパンしか選択肢がない。

あとは地域には都市ガスが通っていても、ちょっとしたアパートなんかではプロパンの方が多いというイメージだ。

 

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修理でガス種の変更は可能

では間違ったガス種用のガスコンロを購入してしまった場合だが、一応修理することで都市ガス用からプロパンガス用へ、プロパンガス用から都市ガス用への変更は可能だ。

ただし新品とは言っても保証対象外であるから修理費用はユーザー負担となる。

さらに修理金額も数千円で済むようなものではない為、ハッキリ言って「3万円以内で買えるようなガスコンロであれば、今度は間違わないように新品を買い直した方がいいのでは?」とも思う。

 

ちなみにこれは熱変と呼ばれる作業で、ガスノズル等の「都市ガス用とプロパン用で一部異なる部品を交換する」という作業になる。

作業自体はそこまで厄介ではないのだが、メーカーの意向で高めの作業料金が設定されているため、5万円以上するガスコンロならやる価値はあるだろうが、それ以下なら間違ったものをリサイクルショップに持って行って、それを元手にして新しい物を買った方が被害は少なくて済むだろう。

※機種によって金額は変わるから、事前にメーカーに問い合わせてみることをおすすめする。

 

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ガス種以外にも注意してもらいたい点

ちなみに余談ではあるが、ガス種以外にもガスコンロを購入する時に注意してもらいたいことがある。それは高火力バーナーの位置だ。

ガスコンロは通常2口か3口のバーナーが搭載されており、3口の場合は1番奥が明らかに小さいから火力が小さいことは分かるだろうが、実は左右のバーナーも火力差が設けられているパターンが多い。

 

これは壁と反対側が高火力バーナーになるのが正しい選び方だ。

ガスコンロは壁とシンクの間に設置することがほとんどだが壁が左なら右を高火力バーナーにするのが正しい選択である。

まぁコレに関してはガス種と違って「間違ってもそこまで大きな実害はない」のだが、間違った場合に多くの人が少し不便に感じてしまうだろうから、ちゃんと選ぶことをおすすめする。

ガスコンロの左右のバーナーは火力が違う!壁に遠い方を高火力に

 

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最後に

ガス種の間違いは非常に厄介な問題だ。

基本的にちゃんとした店(ガス器具の取り扱いを専門に行っているような店)なら事前説明をしっかりしてくれるだろうが、家電量販店やホームセンターなんかだと怪しいな。

そういう場合は店のどこかに小さく「お客様のミスによる返品は認めません」等と書かれているケースが多いだろうが、一応店舗に確認してみることをおすすめする。

そして3万円以下のガスコンロなら、熱変などせずに新しい物を購入した方がいいかもしれない。ぜひ、参考にしてくれ。

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