循環口からの水漏れ、朝に浴槽が溢れている場合は湯張り電磁弁の故障

 

すずき設備社長の鈴木だ。

「浴槽内の循環口から水が漏れてくる」という修理依頼は非常に多く、ユーザーにとっては「なんでここから水が出てくるの?」と不安になってしまうことが多いらしい。

この場合の多くは「浴槽と接続されている給湯器から水が漏れている」というケースがほとんどで、その全てが「お湯はり機能を持つ給湯器」によって引き起こされている。

以下では「循環口からの水漏れ、翌朝になると浴槽から水が溢れている」という症状について解説していく。

 

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循環口からの水漏れ=湯張り電磁弁の不具合

 

循環口というのは、上記画像の赤丸部分の部分を指す。画像では金属の循環金具が付いているが、場合によってはプラスチックの現場もある。

お湯はり機能のない機種、ふろ自動機能のない機種を使っているのに循環口から水が漏れてきているという読者は、そっとブラウザバックして欲しい。しかし同様の症状が起きるのは、ほぼ間違いなくお湯はり機能を有する給湯器だろう。

お湯はり機能を有する給湯器には、お湯張りをする時だけに開く電磁弁と呼ばれる部品がある。普段は閉じていて、ふろ自動ボタンを押した時だけ作動する部品だ。

 

経年劣化してくるとこの部品の閉じる部分に遊びが出来てしまい、少量の水が漏れてしまうということが起きやすい。最初はポタポタ程度にしか漏れてこないため気付きにくいが、修理をしないと徐々に漏れる水量が増えてくるため、早急に修理することをおすすめする。

ちなみに、部品が閉じる部分にたまたまゴミが絡んで、一時的にそういう症状になるケースも否定できない。こういう場合は、もう一度お湯張りをすると知らないうちに直ったりしているから、3回くらいお湯張りをしても改善しないという場合は、修理依頼をするといいだろう。

 

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湯張り電磁弁が悪くなってしまう原因

最も多い故障理由は「経年劣化」だ。お湯張りをするときに複数回開いたり閉じたりする部品のため、使用期間に比例して摩耗してしまう。あとは水質にも影響を受けやすく、ミネラル分が多く含まれている水を使用している地域だと壊れやすかったりする。

いずれにしても、ユーザーの使用方法が悪くて壊れてしまうような部品ではなく、水質に問題がないにもかかわらず早急に故障してしまったという場合は、もはや運が悪かったとしか言えないことが多い。

 

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湯張り電磁弁を修理すると費用はどのくらい?

 

機種によって電磁弁自体の価格がまちまちなので、この場でビシッと修理金額を言うことは難しいが、パーツはどんなに高くても10000円弱であることが多く、ここに作業料と出張料を足しても20000円以下で済むことが多いのではないかと思う。

ただし、これが経年劣化によって引き起こされた故障の1つだった場合、ここを修理しても次から次へと故障が起きてしまう可能性があるため、使用年数によっては本体の買い替えも含めて検討すべきだろう。

 

ちなみに修理をしなかった場合、水漏れの量が徐々に増えてくるというだけで、その他の弊害はない。それを放置したところで別の箇所の故障に繋がってしまうなんてことはないし、ほんの少ししか漏れていないのであれば深刻化するまで放置するという選択をするユーザーもいるくらいだ。

「パッキンを交換すれば直るんじゃないのか?」と簡単に言うユーザーもいるが、電磁弁は皆がイメージするようなパッキンで水を遮断している部品ではない為、部品を丸ごと交換することになるから覚えておいて欲しい。

 

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最後に

毎日、浴槽を空にしているという家庭では「いつもなら乾いているはずの浴槽が濡れている」という違和感で気付くことが多い。

逆にお風呂に入る直前に掃除するルーティンで、それまではずっとお湯を張っているという状態だと、「翌朝になるとお風呂の水が溢れている」ということで気付くことが多い。

少量の漏れなら影響はないだろうが、漏れの量が増えてくると水道料金にも影響を与えかねないため、早急な修理をおすすめする。

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