石油給湯器ユーザーはホームタンク(灯油タンク)の整備を怠るな

 

すずき設備社長の鈴木だ。

石油給湯器ユーザーの多くは、ホームタンクと呼ばれる灯油を備蓄しておく設備を所有していることと思う(たまにドラム缶などで代用している家庭も見るが…)。

そして最寄りのガソリンスタンド等の灯油配達サービスを利用して、随時灯油を補充するスタイルを取っているという人が多いのではないだろうか。

 

たまに灯油配達業者の人も「ホームタンクがボロボロになってきているから買い替え時ですよ」というアドバイスをくれるかもしれないが、基本的に「外観で既にボロボロの場合は割と手遅れである場合が多い」というのは知らないユーザーも多い。

今回は「石油給湯器ユーザーはホームタンク(灯油タンク)の整備を怠るな」というテーマで進めていこうと思う。

 

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ホームタンクの整備不良は給湯器の故障に繋がる恐れあり

 

石油給湯器ユーザーのほとんどは「給湯器本体の交換と一緒に、ホームタンクも新しい物にする」という選択肢は取らないだろう。

当然であるが、給湯器だけでなくホームタンクも劣化するということは覚えておきたい。そしてホームタンクが劣化することで、給湯器本体に思わぬ弊害を引き起こしてしまう可能性は決して低くないと言える。

 

1番多いのは「ホームタンク内に水が溜まり、この水が石油給湯器や石油ストーブに流れ込んでしまって機械が壊れてしまう」という内容だ。

ホームタンクはある程度、腐食には強い構造になっているし、雨風がすごいという程度では水の侵入を防げる構造にはなっている。

しかし、腐食が酷すぎて穴が開いている場合は話にならないとして、穴が開いていなくても結露というかたちで内部に水が溜まってしまうのを防ぐのは難しいと言えるだろう。

 

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ホームタンクに一定量の水が溜まる前に対策を

ホームタンク内に灯油が入っている状態で内部が結露して水が溜まると、水は灯油よりも比重が重いため、タンクの下部に溜まる。

ホームタンクの構造はこれを見越して、ある程度の結露が溜まっても、機器側に水がいかないような構造になっているのだが、あまりにメンテナンスを怠ると、これは簡単に超えてしまうだろう。

オイルタンクは通常、底から灯油を送り出しているのではなく、底から少し上の部分の灯油を送り出すような構造になっているため、少し水が溜まったくらでは問題ない。

 

では、どのようにして対策するかという話だが、1番分かりやすいのは「タンクの水抜き」である。

これは灯油配達業者に相談してみてもいいし、最寄りの設備屋に相談してみれば、どこかしらが引き受けてくれるだろう(灯油配達業者だと、灯油を配達するだけでそれ以外のことはできないという人も少なくないため、軽く聞いてみるくらいが○)。

 

あとはホームセンターなどに行くと水抜き剤というものが売られていたりする。

灯油の水抜き剤 ホームタンク専用 1L 【 ヒーター 暖房用品 】

 

これはホームタンクに入れるだけで簡単にタンク内の水対策ができるので、近所に水抜き作業ができる設備屋がいないという場合でも安心だ。

ちなみに石油機器メーカーの中には「水抜き剤の使用は機器の故障に繋がる恐れがある」として警鐘を鳴らしているケースもあるが、弊社では水抜き剤の使用が原因で石油機器の故障に繋がったケースは確認したことがない。

※個人的にはメーカーの過剰防衛の1つではないかと思っている。

 

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ホームタンクをなるべく結露させないための方法とは?

 

ホームタンクを結露させないための方法として、最も有効的なのは「ホームタンク内を常に満タンにしておく」ということだ。

水が溜まる余地があるから結露するのであって、最初から灯油で満たしておけば結露しないという理屈である。

 

もちろん雪国の冬なんかだと四六時中暖房機が作動しているだろうから、常に満タンにしておくということは現実的ではないが、「あまりスペースを作らないようにする」というユーザーの心持ち次第で結構変わるはずだ。

あとは定期的に水抜き剤を使用したり、設備屋に点検してもらうことで、ホームタンクの劣化が原因による石油機器の故障はほぼ防げるだろう。

 

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最後に

灯油タンクも決して安くないため、「灯油タンクの劣化が原因で給湯器とストーブが壊れてしまった」なんて場合の修繕費は計り知れないだろう。

基本的に灯油通路部に水が通ってしまったら、その部品は交換必須と言っても過言ではないため、使用年数によっては修理するよりも買い替えた方がいいという流れになることが多い。

そうならないためにも、石油給湯器ユーザーはホームタンクのメンテナンスにも注意を払うべきだ。ぜひ、参考にしてくれ。

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