すずき設備社長の鈴木だ。
最近のガスコンロは電池ではなく、家庭用電源から電気を取っているケースもあり、停電になってしまうと動作しないガスコンロも少なくない。
それに災害の程度によってはガス管などにも影響があったりして、もし電池式のガスコンロを使っていたとしても、それが機能するかどうかは不明だ。
そんな時におすすめしたいのがカセットコンロである。これを1つ持っておくだけで、有事の際からガスコンロが故障した時まで幅広くカバーできるだろう。
以下では、カセットコンロの便利さについて書いていく。
カセットコンロを所有しておくことのメリット
カセットコンロさえあれば調理可能な食品がたくさんある
備蓄しておく食品類は、電子レンジなどの調理が可能な食品も多いが、その電子レンジも電気が無ければ動作しない。
そんな時、多くの食品はコンロなどでも調理が可能だし、もしコンロ調理が不可だったとしても、ある程度の応用は効くことが多いだろう。
お湯を沸かすだけでも、「暖かい飲み物が飲めるとか、お湯さえあれば調理できる便利食品」が山ほどあるから、これを使わない手はない。
カセットコンロ本体とガスボンベがあればOK
普段から何かあった時に備えて色んな物を備蓄しているという人は少なくないだろうが、カセットコンロに関しては「本体とボンベ」があればOKだ。
ボンベに関しても消費期限があってないような物だから、持っておいて損はないだろう。
弊社でもガスコンロが故障したユーザーへの貸し出し用として、数台のカセットコンロとガスボンベを常備しているが、ユーザーからは大変ありがたがられる。
ぶっちゃけカセットコンロなんか大して高くもないから、1台くらいは持っていても損はないと思うし、他に用意する必要があるのはボンベくらいだから、ぜひおすすめしたい。
意外と用途が多彩
どんな時にカセットコンロがあると便利かという話をして、「有事の際、災害の時、停電の時、ガスコンロの故障時」などと言うと、中には「そんなこと自体、あまり起きない」と真剣に考えない人も少なくない。
ただし、カセットコンロに関しては使いどころが満載だ。
煙が出る系の家の中ではしにくい料理も、カセットコンロを外に持って行って調理できるケースもあるだろうし、常に熱々の状態で食べたい鍋料理なんかも、カセットコンロをテーブルにおいて調理すれば、時間が経っても美味しく食べられるだろう。
別に災害などの困った状況下にならなくても、普段の料理に幅を持たせたり、色んな使い方が可能だ。
それでいて「何かあった時にも便利」となれば、用意しておかない気持ちが分からないのだが、読者のあなたはどうだろうか?
カセットコンロは小型で、場所も取らない
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一昔前だとカセットコンロも大きい印象があったが、今のカセットコンロは非常に小さいぞ。ボンベの装着位置なんかもしっかり考えられていて、本当に驚かされるばかりだ。
ちょっとした物置に入れておいても邪魔にはならないし、作りそのものは非常に簡易的なものだから、定期的なメンテナンスも特に不要である。
金額的にも5000円もあればボンベも買えて、おつりがくる程度だ。
普段から使ってもいいし、何かあった時にも助かる可能性を考えたら、ここに投資しておくことは決して無駄ではないと言える日がくるだろう。
最後に
ちなみにガスコンロの修理の場合だが、即日で修理が完了するケースばかりではない。
特に基板などが故障した場合、修理業者は常に全ての機種の基板を持ち歩いているわけではないから、ほとんどは「部品を注文して、届き次第再訪問」という形になるだろう。
この時もカセットコンロがあれば心強いと思うぞ。ぜひ、参考にしてくれ。