屋外設置の給湯器が出すエラー760は簡単に直るかも

すずき設備社長の鈴木だ。

給湯器のエラーには数多くの種類があるが、大きな不具合から小さな不具合まで、実にさまざまである。

その中でも割と多く見られて簡単に直ることが多い症状の中にエラー760がある。

以下ではエラー760の内容、直し方について解説していきたい。

エラー760とは?

エラー760は、リモコン伝送異常のエラーだ。

給湯器にはリモコンが付属しており、給湯器本体に取り付けられた状態で使用しているという家庭もあれば、台所に取り付けられているという家庭もあるだろう。

いずれにしても、このリモコンは電池などで動いているのではなく、有線で給湯器本体と繋がっている。

エラー760とは、何らかの原因で「リモコンと給湯機器内の基板の連携が上手くいっていない時に生じるエラー」だ。

エラー760の原因で多いもの

  • リモコン故障
  • 基板故障
  • リモコン線劣化

エラー760はリモコンと基板の連携が上手くいかない時に起きるエラーであるから、基本的にはリモコンが悪いか、基盤が悪いか、その中間にあるリモコン線が悪いかのどれかである。

その中でも基盤が悪い場合は、別でエラー700や710があるから、基盤が悪いという可能性は極めて低い(基盤が悪い場合は別のエラー番号になる可能性が高い)。

じゃあリモコン自体が悪いか、あるいはリモコン線が悪いかという話になるが、屋外設置の場合はリモコン線が腐食していることによる接触不良であるだけの可能性も非常に高い。

線が腐っていて、完全に断線していないという場合はかろうじて通電もするため、エラー760になりやすいのだ。

この場合は、外に設置されている給湯器に繋がっているリモコン線を目視して、腐食していれば繋ぎ直すだけでOKだ。

特に資格もいらないし、ニッパーやペンチさえあれば簡単にできる作業であるが、もし自分でやる場合はショートさせないようにだけ注意してくれ。

業者に頼むと1万円弱

もしリモコン線の腐食だったとして、業者に依頼すると出張料と作業料で1万円ほどかかる。

この手のことが全く分からないという人ならプロに頼むしかないだろうが、ちょっとした配線いじりができるという人であれば、これに1万円弱もの金額を払うのはバカバカしいと感じる程度の作業になるだろう。

リモコン線には極性はないから、コンセントプラグを抜いて腐食している部分を切り落とし、被服を剥いて繋ぎ直してやるだけでOKだ。

多くの場合は端子台と呼ばれる「給湯器との接続部分」が腐食していることが多いが、腐食している箇所が見つけられないという場合は、単純に給湯器リモコンが故障している可能性も高くなるため、このような場合は黙ってプロに頼むのが賢明だろう。

最後に

屋内タイプの給湯器でリモコン線が腐食しているというケースはほとんどないが、屋外設置の場合のエラー760の大多数は、リモコン線が腐食しているだけかもしれない。

少しでも電気工事などをかじったことがあれば誰にでもできる簡単な作業だから、挑戦してみるのもいいだろう。ぜひ、参考にしてくれ。

※ただしショートさせてしまうと基板の故障などに繋がる可能性もあるため、自己責任で行ってほしい。

シェアする

フォローする