給湯器のエラー200は電源の入り切りで復旧する可能性あり

 

すずき設備社長の鈴木だ。

今回は給湯器が出すエラーの中でもエラー200について紹介していく。エラー200というのは感震装置、耐震安全装置、感震器などと呼ばれる安全装置のことだ。

 

地震が来ているのに燃焼動作が継続してしまうと危険になってしまうことが予想されるため、一定の振動を検知した時、燃焼がストップする構造になっている。

以下ではエラー200が出た時にどうすればいいか、電源の入り切りで復旧したら修理依頼しなくてもいいのかについて解説していこうと思う。

 

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給湯器がエラー200を出したら…

 

エラー200はどんな時に出るのか

給湯器には感震装置という安全装置が搭載されており、給湯器が燃焼中に振動や揺れを検知すると、自動的に燃焼がストップするような構造になっている。

ちなみにこれは石油給湯器のみに搭載されている安全装置であり、基本的には給湯器内の底部に取り付けられていることが多い。

 

ここで重要なのは「振動や揺れを検知すると動作する」という部分だ。つまり地震じゃなくても、自分の手で給湯器を揺らしたりしても作動するという点である。

子供がボールで遊んでいて、そのボールが給湯器本体にぶつかっただけでも作動する可能性があるし、雪国に住んでいる場合は落雪などの影響で作動することもあるから、エラー200が出た際はなるべく給湯器本体の外観に異常がないかどうかをチェックすることをおすすめしたい。

 

エラー200が出てしまったら?

もしエラー200が出てしまった場合、明らかに強めの地震がきたというケースであれば、むしろエラー200が出ないことの方がおかしい。

エラー200に関しては、「電源の入り切りで復旧し、その後は再発しない」という場合であれば、基本的には問題ないだろう。

 

地震が来て給湯器にエラー200が出たら、地震が収まったのを確認した後でリモコンの電源を入り切りして、復旧するかどうかを試してみて欲しい。

もし「気付いたらエラー200が点灯していた」という場合も同様で、リモコンの電源を入り切りして復旧するようであれば、特に問題ないはずだ。

 

地震が来た場合、もしかすると配管に破損があったり、水漏れ、灯油漏れが目視できる可能性があるので、復旧させる前に本体そのものを点検することを強くおすすめしたい。

 

エラー200が頻発する場合は?

一方で、地震も来ていないのにエラー200が頻発する場合は注意が必要だ。

感震装置自体は振動を検知することで動作する構造になっているため、地震が来ていないのにもかかわらずエラーを頻発するという事は、地震以外の要素で給湯器が振動しているか、感震装置が故障しているかのどちらかが濃厚である。

 

感震装置は構造が単純なこともあり、屋外設置の給湯器の場合だと錆び付いて故障してしまうというケースが少なくない。

完全に錆びてしまえば抵抗値不良で常にエラーを出している状態になるが、錆び付いている途中(初期症状)の場合は接触不良のように「良かったり、悪かったり」というケースになるから注意が必要だ(結果、エラーが頻発する)。

 

あとは一定条件下で、給湯器そのものが振動燃焼しているというケースも否定できない。「最初は問題ないけど燃焼が一定時間続くと、そのうち給湯器本体が振動する」ということがある。

この場合、いくら電源の入り切りで復旧するからと言って、根本的な問題を解決せずに給湯器を使用し続けると、燃焼部の故障に繋がることもあるから注意が必要だ。

 

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エラー200の修理情報について

 

感震装置そのものの部品代は極めて安い。1000円やその程度だ。しかし作業料金が高く、トータルの修理費用は10000円くらいになるだろう(もしくはそれ以上)。

そして感震装置自体は、修理業者も在庫を用意しているケースが多く、即日修理も可能なケースが多い。ただし部品が手元にないという場合、たかだか感震装置が故障しているというだけで、お湯が一切使えなくなってしまうから注意が必要だ。

 

ちなみに弊社から給湯器を購入してくれたユーザーから、エラー200で修理依頼があった際に、弊社立ち合いのもとでメーカーに修理してもらったことが何度かある。

ハッキリ言って3分で終わるような部品交換だったのだが、作業料は10000円弱だったり5000円弱だったりと、担当者によってマチマチであることを強く記憶している。

 

ここからは想像になるが、メーカー側にも「こんな簡単な作業で正規料金を請求するのは申し訳ない」という引け目があるのではないかと思った。

もちろん現場を見られていなければ問題ないが、後ろで交換作業を見ている人間に「え、これで終わり?」と思われてしまうことに、後ろめたさを感じるのではないだろうか。

 

もちろん担当者によっては「作業料はメーカーに決められている」と毅然とした態度を取るだろうし、むしろこちらの対応が正解なのだが…。

修理する側からすれば「こんな簡単な作業で10000円も取るのか?」と思われることは避けたいと考えるはずだから、もし機会があれば邪魔にならない距離から修理を見てみるのも面白いと思うぞ。

 

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最後に

エラー200は気付くとリモコンに表示されていることが多いため、人によっては「不安になって修理依頼をしてしまう」というケースが少なくない。

もちろんプロに点検してもらえば安心できるかと思うので、それはそれで1つの選択肢ではあるが、点検だけでもそれなりの費用が発生するから、それを避けたいのであれば「電源の入り切りで復旧し、再発しないのであればセーフ」という判断でも構わないだろう。

もちろんその際は、給湯器本体の外観チェックを行い、変形や漏れ、振動燃焼がないことを確認することをお勧めしたい。ぜひ参考にしてくれ。

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