コロナの影響がやばい!2021年の給湯器は早期交換すべし!

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新型コロナウイルスの影響がやばい! 2021年の給湯器は早期交換すべし!

すずき設備社長の鈴木だ。

少し前から半導体不足の話題はテレビでも取りざたされていたが、ここにきて給湯器やトイレ部品に関する不穏な情報が流れてきた。というのも、新型コロナウイルスの影響を受けて部品工場が閉鎖してしまったり、物流の面で厳しい面が出てきているらしいのだ。

トイレでおしり洗浄ができないというくらいならまだ良いとしても、これから寒くなるのに「お湯が使えない、お風呂に入れない」というのは死活問題になってくるだろう。以下では「2021年の給湯器は早期交換すべし!」というテーマで進めていこうと思う。

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給湯器本体の一部に納期の遅れが発生

20201年9月上旬にリンナイの公式ホームページ上に、上記のような納期の遅れに関する情報が掲載された。基本的に寒い時期になると多くのユーザーが「修理よりも買い替えに心が動く」ことが多く、毎年冬になると給湯器の在庫は減る兆候にあるのだが、このような情報を掲載することは今までに無かったのではないだろうか。

これは新型コロナの影響を受けて不足した半導体の影響も含んでおり、給湯器部品そのものを製造している工場が影響を受けていることも大きい。給湯器部品は国内ではなく海外で生産されている物が多いため、コロナの影響を受けている海外では生産数が落ちていることが予想される。

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今まで以上に給湯器の早期交換がおすすめ

給湯器の寿命は7年~10年程度

給湯器の機器寿命はメーカー曰く7年~10年程度ということになっている。使用頻度にもよるが、7年の使用で耐用年数のタイムリミットには片足を突っ込んでいると言っていいだろう。

これまでは7年を超えた給湯器に対して「修理してもまた別の場所が壊れるかもしれない」ということで、修理をするか本体ごと交換するかはユーザー次第みたいな部分があったが、この冬は交換の方向で考えた方が賢明かもしれない。

給湯機本体も入手できにくくなっているが、それと一緒に一部の部品も手に入りにくくなっている。故障が相次いだ場合、修理の度に何日も待たされるということが続くのはストレスだろうから、一気に全部を新品にしてしまって安心した方がいいだろう。

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実際にどのくらい待たされるのか

はっきり言って給湯器だけではなく、トイレ部品や食洗器部品や浴室乾燥機なども大きな影響を受けているのだが、生活に直結するという意味では給湯器の納期遅延が最も問題視されている。

実際に2021年9月時点ではそこまで問題視するほどでもないが、例年の冬が前倒しになっているという雰囲気を感じている程度だ。ただし新型コロナウイルスの影響が軽減される見通しが経っていないため、2021年の冬から2022年の春にかけては給湯器の修理・交換がスムーズにできない可能性が高い

現時点で給湯器も人気の高い機種(エコタイプで余計な機能の付いていないお湯張り・追い炊き機能のあるガス給湯器など)は、物によっては1週間以上の納期が掛かっている。これが徐々に伸びていくことが予想されるため、給湯器の使用年数が経っている場合はいつも以上に新品交換を前向き考えることをおすすめしたい。

耐用年数に差し掛かっている場合は新品交換がおすすめ

耐用年数が7年~10年と言われている給湯器を9年使用している場合、あと1年あるのに新品に交換するのはもったいないと感じてしまうかもしれないが、別箇所の故障を避けられないという意味では修理のリスクは高い。

特に今回のように納期の目途が立っていないという状況だと、ただでさえ修理までの時間も掛かるのに再故障してまた新たな部品の納期に時間が必要になってしまうと考えたら、お湯が使えない日々が続いてしまう最悪のケースが予想されるだろう。

筆者は設備屋をやっているから「古い給湯器を修理するリスクを熟知している」ため、基本的に使用開始から7年を超えて5万円以上の修理になる場合は新品交換一択であるが、特にこの冬は新品交換を前提に検討した方がいい。失敗したくないなら絶対にそうするべきだ。

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給湯器交換の費用と共に納期も検討要素に

これまでは給湯器交換の費用の大小が大きな検討要素だったが、この冬については納期についても大きな検討要素になる。というのも手に入る給湯器の数に限りがあるため、在庫を持っている業者かどうかという基準も無視できないからだ。

もとより技術者のレベルという面でトラブルが少なくないのだが、ここにきて納期などの考慮しなければならない要素が増えるほど、検討・比較は難しくなってくる。給湯器交換で失敗したくない場合は、1社でも多くの施工業者に見積もりをもらうことをおすすめしたい。

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