電気給湯器(電気温水器)とガス給湯器はどちらがお得か

 

すずき設備社長の鈴木だ。

最近、弊社の近くの分譲地に建てられている新築住宅街では、遂に電気温水器(エコキュート)のシェアが30%~40%ほどに達した。

これはちょっと率として高すぎるような気もするが、実際に新築住宅ではエコキュートを採用しているところが極めて多い。

オール電化にこだわるのであれば電気温水器一択だろう。しかし、そうでもないにもかかわらず、最近流行っているからというだけで電気温水器に興味を持つ層も一定数存在する。

以下では「電気給湯器(電気温水器)とガス給湯器はどちらがお得か」というテーマで進めていきたい。

 

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はじめに

まずはじめに断っておきたいことがある。それは電気温水器にも色々あるということだ。

例えば本来の電気温水器と言えば、大きいケトルのような構造であることが多く、ヒーターでお湯を作る構造の物を指す。

一方で電気で動く給湯器の中にはエコキュートと呼ばれる物も存在し、こちらはヒートポンプを使ってお湯を作る構造になっており、電気温水器のそれとは似ても似つかない構造と言えるだろう。

 

分かりやすくいうのであれば「電気温水器よりもエコキュートの方が燃費効率が良い」となるのだが、当然エコキュートにも幾つかデメリットは存在する。

ここでは電気温水器もエコキュートも同じ電気給湯器という括りで話を進めていこうと思うので、読者には注意してもらいたい。

※ちなみにエネファームという名前の家庭用設備も存在するが、これはこれで内容が全く異なるため、ここでは割愛する。

 

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電気給湯器(電気温水器)とガス給湯器はどちらがお得か

オール電化なら電気給湯器一択

 

オール電化なら電気給湯器一択だ。家庭に引くライフラインの数を減らせば減らすほど、それだけ基本料も掛からなくて済むためである。

石油ストーブを使い、ガスコンロを利用し、お湯は電気給湯器…なんてのは、極めて効率が悪い。一見するとリスクヘッジになるような気もするが、石油ストーブも電気が止まったら動かないから、そこまで大きなリスク分散の効果は期待できないだろう。

というわけで、ガスや石油を利用しないオール電化に魅力を感じているのであれば、電気温水器の選択をおすすめしたい。

 

ガスを使用しているなら電気給湯器にするメリットは無し

 

弊社の周りには「IHに抵抗意識があり、コンロはガスにこだわりたい」というユーザーが割と多い。こうなってくると、電気給湯器を利用するメリットはほとんどないと言えるだろう。

確かにエコキュートのランニングコストは魅力的ではあるが、初期投資の金額を考慮すると、意外と財布に優しいわけでもないというケースが極めて多い。

もちろんオール電化にしてガスの基本料金をゼロに出来るという部分が大きなメリットの1つとなっているため、ガスコンロを使用するのであれば電気給湯器にこだわる必要はないと言える。

 

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ガス給湯器から電気給湯器に変更する際の注意点

 

最近はリフォームの流れでオール電化に興味を持つユーザーも多く、「ガスコンロをIHに、ガス給湯器を電気給湯器に変更したい」という考えを持つ人もいる。

初期費用などは多くのユーザーが気にする部分だと思うから、「どっちがどれだけコスパが良いか」という部分については、ちゃんと業者から説明を受けるユーザーが大半だと思うし、特に問題ないだろう。

一方で「設置スペースは確保できるか」という部分については、極めて注意してほしい。

 

例えば洗面所にガス給湯器を設置していたという場合、もし電気給湯器に変更するのであれば、今度は洗面所に設置するということは極めて難しいはずだ。

電気給湯器は中にお湯を作って貯めておく構造が主流であり、ガス給湯器のように「必要な時に必要な分のお湯を瞬間的に作る」という構造ではない。

そのため、お湯を作りためておくためのタンクが必要であり、機器本体が非常に大きい物ばかりなのだ。

 

そしてエコキュートの場合はエアコンのような室外機も必要になるため、どうしても外設置になる。

家の周りに電気給湯器を設置できるスペースが確保できるかどうか、そしてもし雪国住まいの場合であれば、落雪などのリスクが無い場所に設置スペースが取れるかどうかについても、併せて確認してほしい。

 

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最後に

「電気給湯器(電気温水器)とガス給湯器はどちらがお得か」というテーマについて、弊社の考えとしては「オール電化なら電気給湯器、それ以外ならガス給湯器の方がお得」という結論だ。

ガス給湯器もエコタイプが主流になってきてランニングコストは優秀になっているし、なにより電気給湯器に比べて初期費用が安いのが魅力である。

ただ、都市ガスが通っていないような環境であればプロパンガスは割高になることが多いため、このような場合は積極的にオール電化を考慮するのもアリかと思うぞ。ぜひ、参考にしてくれ。

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